あはきマガジン
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あはきとは?訪問施術を支える療養費制度とレセコン活用

身体の痛みを和らげ、日常の動きを保つサポートをしてくれる存在として、あはき師による訪問施術は在宅で療養される方の暮らしを支えてきました。一方現場では、施術そのものとは別のところで複雑な保険請求業務が長年の課題として残されています。そもそもあはきとはどのような施術を指し、どのような制度のもとで成り立っているのでしょうか。この記事では、あはきを取り巻く現場の実情と事務的な課題を解決に導くレセコン活用についてご紹介します。

◎あはきとは?国家資格としての役割と施術内容

「あはき」とは、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師のそれぞれの頭文字を組み合わせた略称のことです。昭和22年12月20日に交付された法律第217号の通称あはき法と呼ばれる「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律」にもとづく国家資格になります。あはき師は国家試験に合格し、免許を取得した方だけが名乗ることのできる職業です。街中でよく見かけるマッサージやリラクゼーションのお店とは異なり、あはき師は国が認めた専門的な医療技術者として位置付けられています。あはき師のそれぞれの施術には固有の歴史の背景があり、どの施術も積み重ねられてきた独自の重みがあります。

あん摩マッサージ師は、手や指を使って身体に働きかける施術です。あん摩は、もともと中国から我が国に伝わった手法で、押す、もむ、さする、たたくなどの動作で筋肉や関節の強張りをほぐしていきます。マッサージはヨーロッパで体系化され、明治期に日本に伝わりました。血液やリンパ液の流れを促し、新陳代謝を整える働きがあることが特徴です。指圧はあん摩の押す動作が日本で独自の発展をとげたもので、全身のつぼや筋肉を丁寧に刺激する施術で知られています。はりは、細い金属製の鍼をツボと呼ばれる経穴に刺すことで、気や血の流れを整え自然治癒力を高める施術です。起源は中国にあり、6世紀ごろに日本に伝わったとされています。これ以来、日本の風土や文化のなかで独自の発展を重ね、現在では痛みの緩和やこりの改善、自律神経のバランス調整など、幅広い不調にアプローチできる施術として親しまれています。きゅうは、よもぎの葉を乾燥させたもぐさをツボの上に起き、熱で刺激する施術です。温熱の力で血行を促し、冷えや慢性的な疲れ、免疫機能へのサポートなどに効果があるとされています。きゅうはとりわけ身近な民間療法として日本人の生活に根付いてきた施術です。

あはき師は、鍼灸院やマッサージ院での施術にとどまらず、自宅や介護施設への訪問施術という形でも活躍しています。あはき師の仕事は外出が難しい状態にある方や、寝たきりの方のもとへ直接足を運び、身体の痛みを和らげ、関節の動きや筋力を保つサポートをすることです。あはき師の存在は、地域の在宅医療や介護を静かに支える大切な力となっています。

◎あはき師の利用で保険が使える療養費制度の仕組み

あはき師の利用で保険が使える療養費制度の仕組み

あはきの施術は、一定の条件を満たすことで健康保険を使うことができます。具体的にはマッサージの場合、筋麻痺や関節拘縮等で医療上必要と認められた場合です。はりきゅうの場合は神経痛、リウマチ、頸腕症候群、五十肩、腰痛症、頸椎捻挫後遺症の6疾患を中心に、医師の同意を得た上で保険適用となります。あはきのこの仕組みは療養費制度と呼ばれ、病院での保険診療とは異なっていることが特徴です。あはきの施術は現物給付ではなく、療養費として健康保険から支給されます。あはき師の施術を受けられた方が、一旦費用を全額支払い、後から健康保険組合や市町村などの保険者に申請して払い戻しを受ける償還払いが原則です。ただし、現在の多くのあはきの場面では、受領委任払い制度が活用されています。受領委任払い制度とは患者が施術者に保険請求の手続きを代わりに委任することで、自己負担分だけを窓口で支払い、残りはあはきの施術者が直接保険者に請求できる仕組みです。あはきを受ける患者にとって毎回まとまった金額を用意する必要がなくなり、施術者は治療に集中しやすい環境が整うため、双方にとって使いやすい制度になっています。

この受領委任払いに対応するためには、保険者ごとに定められた書式でレセプトと呼ばれる療養費支給申請書を正確に作成し、毎月決められた期日までに提出しなければなりません。あはきのなかでもマッサージ用、はりきゅう用でそれぞれ書式が異なり、自宅への訪問施術の場合は往療内訳表の添付も必要です。さらに一定期間ごとに医師の同意書が必要となるなど、手続きに多くの手間がかかります。加えて、あはきの療養費の支給対象となる疾病名や適用範囲は細かく定められており、算定方法を謝ると差し戻しになる場合もあるので注意が必要です。あはきの事業者は制度を正しく理解し、漏れなく正確に書類を揃えることが毎月の安定した経営にとって欠かせない要素になっています。地域によって保険者ごとに書類のルールや添付資料が異なるケースもあり、複数の保険者への対応が必要な場合には、それぞれの要件を正確に把握しておくことが必要です。あはき師は患者のケアに集中したい気持ちがあっても、こうした事務的な対応に多くの時間と労力を裂かれてしまうのが多くのあはき施術者が感じている悩みのひとつです。厚生労働省は、令和6年度にあはき療養費の改定を実施し、明細書の発行義務化や算定基準の見直しなど制度の更なる適正化を進めています。あはき施術者は、こうした制度変更をタイムリーにキャッチし正確に対応し続けることが必要です。

◎レセコン導入で正確な事務作業とゆとりの両方を実現

レセコン導入で正確な事務作業とゆとりの両方を実現

訪問鍼灸で選ばれる屋号を作るには、覚えやすさや地域との結びつきという視点が欠かせません。訪問鍼灸の将来的な事業規模を見据えて、初期の段階から計画を立てておくことも大切なポイントとなります。レセコンとは、レセプトコンピューターの略で、療養費の請求に必要な書類を電子的に作成、管理するためのシステムです。あはきの現場では、以前から手書きによる請求書作成が一般的でしたが、近年はレセコンを活用する施術者が増えています。レセコンの導入なしによる請求作業では、あはきの患者1人ひとりの情報を毎月手で転記し、手動で計算を行い、書式にあわせて丁寧に記入するという手順を踏むことが必要です。レセコンがない場合、あはき患者の数が増えるほど作業量も比例して増え、月末になると請求業務だけで数日かかってしまうことも多くなります。レセコンなしの手動作業では記入ミスや計算ミスが起こりがちで、差し戻しや再度作業をやり直す余計な手間時間が必要になります。

あはきの現場にレセコンを導入すると、患者の基本情報や施術内容をあらかじめレセコンに入力しておくことで、毎月のあはきに関する請求書をほぼ自動で生成することが可能です。レセコンでの計算は自動で行われるため、金額の転記ミスや合計のミスのリスクを大きく減らせます。レセコンを活用すれば、往療内訳表や同意書なども入力済みのデータをもとに自動で作成が可能です。ゼロから書き起こす手間が省けるため、レセコンは大変便利で強力なツールになります。あはきの施術スケジュール管理や患者さんの状態を記録するカルテも、同じシステムで一元管理できるレセコンであれば、情報の転記作業そのものがなくなります。スマートフォンやタブレットに対応しているレセコンのシステムであれば、あはきの訪問先で記録を入力できるため、事務所に戻ってから転記するという二度手間もありません。クラウド型のレセコンのシステムであれば、データがバックアップされるため、手書き書類の紛失リスクを防ぐことにもつながります。

レセコン導入によるこうした変化は、単にあはきの事務作業が楽になるというだけではありません。レセコンを活用すれば、あはきの施術者が患者との時間や施術の質の向上により多くの気力と時間を注げるようになります。レセコン導入で事務作業に追われて疲れる日が減り、より丁寧で細かいケアが実現することで、患者からの信頼も高くなります。あはきの訪問施術を続ける上で大切なのは、正確な書類管理、スケジュールの把握、患者との信頼関係の記録を正確に行うことです。こうしたあはきに関する事務仕事は目立たないながらも大変重要で、レセコンを活用しながらいかに無理なく続けられるかも重要なポイントとなります。そのための環境をレセコン導入で整えることも、長く安心して働き続けるための重要な要素です。レセコンは、環境づくりを陰で支えてくれる存在となります。

◎訪問あはきの事務負担を軽くするレセコンspotlog

訪問あはきの事務負担を軽くするレセコンspotlog

あはきに特化したレセコンソフトspotlogは、こうした現場の課題に向き合う形で生まれたクラウド型のシステムです。レセコンソフトspotlogの特徴のひとつがスマートフォンから多くのあはきの業務を完結できる点にあります。あはき訪問先でのチェックイン記録にはレセコンのGPS機能が活用され、日時、場所の情報が自動的に記録される仕組みです。レセコンのspotlogならあはきの施術内容の入力もスマートフォン上で行えるため、帰宅後に改めてパソコンへ転記する手間もありません。月末の請求業務はレセコンに蓄積されたあはきのデータをもとにほぼ自動で計算、書類作成が行われるため、月末に追われる時間的、精神的な負担をレセコンで和らげられます。マッサージやはりきゅう用の療養費支給申請書、往療内訳表、総括票、施術報告書、同意書といったあはきの必要書類は、すべてレセコンのシステム内で出力が可能です。厚生労働省が定める受領委任制度に対応した書式も使われています。

あはき制度改定があった場合も、レセコンのspotlogソフトウエアのアップデートで対応され、常に最新の状態で利用することが可能です。spotlogのレセコンのサポート体制は、実際に施術経験のあるスタッフが問い合わせ対応にあたります。spotlogは、あはきの現場目線で設計されたレセコンとなっているため、システムの操作方法だけでなく、請求のレセコンを使った実務的な疑問や日々の業務上の悩みにも丁寧に寄り添うことが可能です。訪問あはきの本質は、患者さんの自宅に伺い、身体の状態と丁寧に向き合うことです。身体の痛みや動きにくさを抱えながら生活している方にとって、定期的にあはきの施術者が訪れてくれることは身体のケアだけでなく、精神的な安心感にもつながります。そのためにもあはき施術者が安心して継続でき、無理なく現場に立ち続けられることが大切です。

◎まとめ

あはきは、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の3つの国家資格の総称です。高齢化社会により、在宅での施術ニーズが高まるなか、療養費請求の事務負担は施術者にとって見過ごせない課題となっています。spotlogの活用はその課題を解決に導き、患者さんのそばに寄り添うための大切な一歩です。本来の仕事である施術に集中できる環境を整えるためにも、spotlogの導入にご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

訪問鍼灸マッサージのレセコン spotlog
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