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介護保険概説

 

 

①はじめに
②介護度
③サービスの種類
④ケアプラン
⑤訪問鍼灸・マッサージ
⑥まとめ


①はじめに

今回は、訪問鍼灸やマッサージの療養費支給申請書(レセプト)で扱われる、介護保険の簡単な仕組みについて、紹介していきます。
訪問マッサージは医療保険での提供ですが、営業対象はケアマネージャーとなるケースが大半ですので、共通言語としてある程度の内容を知っておく必要があるでしょう
また、ご紹介を頂いた後の報告、相談もスムーズに行え、次の紹介にも繋がりやすくなるのではないでしょうか。では、簡単ではありますが、以下見ていきましょう。


②介護度

介護保険を使っている方は、各々の状態に応じて介護度が認定されます。
介護度は、要支援1~2、要介護1~5の七段階あり、要支援1が最も軽度で、要介護5が最も重度です。
これは、市区町村の認定審査会により認定されます。

使える介護サービスには点数が定められており、サービスの種類によって点数が異なります。
介護度が重くなるほど、使える点数の上限が上がりますので、より多くのサービスが使えるようになります。もし、点数が足りない場合は、「あのサービスも入れたいけど、点数が足りないので使えない」ということが起こりますので、プランを立てる際には使える点数に応じ、優先順位の高いサービスから採用していくことになります。


③サービスの種類

訪問鍼灸やマッサージで扱われる介護保険で使えるサービスには様々なものがあります。
全てを紹介することは紙面の都合上困難ですので、代表的なものをかいつまんで説明していきます。

通所系として代表的なものは、デイサービスデイケアが挙げられます。
一日、或いは半日ご利用者様をお預かりし、食事、入浴、機能訓練、レクリエーションなどを提供します。リハビリや機能訓練に焦点を当てた施設はデイケアと呼ばれます。
デイケアはマシンが設置してある施設もあり、本格的なリハビリも可能となっています。

在宅でのサービスは、訪問介護訪問看護訪問リハビリ福祉装具のレンタル、などが挙げられます。ご自宅に訪問しますので、私たち訪問マッサージと見る視点の共通項が多くなります。
家の間取りなどの物理的な環境や家族関係などを把握しやすいので、有意義な情報共有や連携ができるのではと思います

その他ショートステイといった、数日間から半月ほど宿泊預かりを行うサービスもあります。これら多岐にわたるサービスの中から、ご利用者様のご希望に沿いつつ、使える点数に応じてケアプランを作成するのが、ケアマネージャーの役割となります


④ケアプラン

ご利用者様、ご家族様のご希望を聞き、ケアマネージャーは介護サービスをどのように使うかの計画書を作成します。それをケアプランと呼びます。
先にも述べましたが、サービス提供は介護度に応じて点数の上限がありますので、「あれもこれも」というわけにはいきません。
ケアプランの作成、更新の際にはサービス担当者会議が開かれ、ご利用者様と関係各所の代表が出席してミーティングを行います。
訪問マッサージは医療保険のため出席する義務はありませんが、ケアマネージャーによってはお呼びしてくださる方もいます。
連携を強化するためにも、時間的に可能であれば出席することをお勧めします。


⑤訪問鍼灸・マッサージ

訪問鍼灸・マッサージの療養費鍼灸申請書(レセプト)で扱われる保険は、医療保険ですので、ケアマネージャーはサービスに組み込む必要は本来ありません。ただ、医療保険であるが故の強みもあります。

医療保険であるということは、介護保険の点数とは別枠でサービスの提供が可能であるということです
サービスを多く入れたいものの、点数がオーバーして使えないという悩みがある方の場合、訪問マッサージはかなり有力な手段となります
また、別枠であるということをご存じないケアマネージャーもいますので、一度ご説明しご理解していただくと、「これは便利」ということで複数紹介してくれるケースもあります。

ただ、介護保険には訪問リハビリもあり、ケアマネージャーにとってはこちらの方に馴染みがあるため、どちらか一方を選ぶ場合はリハビリを選択する場合も多いでしょう。
営業に行った際も「訪問リハビリとどう違うの?」とご質問を受けることが少なくありませんので、マッサージが有益であることをお伝えするための自分なりの回答を用意しておくことをお勧めします。


⑥まとめ

簡単にではありますが、以上紹介させていただきました。
最初に書いた通り、私たちがサービスを提供するのは患者様ですが、ご紹介をいただくのはケアマネージャーからがほとんどですので、ケアマネージャーの目線に立って考える必要があります。
そのためにも、介護保険に限らず、訪問鍼灸・マッサージの療養費鍼灸申請書(レセプト)で扱われる保険に関する知識をさらに深めていければ良いのではないかと思います。


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