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コラム

症状編~脳血管疾患後後遺症

①はじめに

②脳血管疾患とは

③脳血管疾患後後遺症

④訪問鍼灸・マッサージの関わり方

⑤さいごに

 

 

①はじめに

 

こんにちは!今回のブログもアッシュが担当させていただきます、よろしくお願いいたします!

 

 症状編も3回目ですが、今回は訪問業務を行っていて高頻度で遭遇すると思われる、脳血管疾患後の後遺症についてお話させていただければと思います!

 

②脳血管疾患とは

 

 2016年に発表された日本人の死亡原因では、脳血管疾患は第4位に入っています。また、一命を取り留めたとしても、何らかの後遺症が残る可能性が低くなく、注意すべき疾患の代表格と言えるでしょう。

 

 脳血管疾患には大別して二種類あり、

 

a)出血性脳血管疾患

b)虚血性脳血管疾患

 

があります。 a)は、「脳出血」、b)は「脳梗塞」が一般によく聞かれる名称でしょう。さらに、左脳か右脳の、どの部位に損傷したか、等によって傷病名がつけられます。

 

ちなみに、「脳卒中」という言葉は、a)b)を総称したものです。「脳卒中」だけでは、出血なのか虚血なのか判断できませんので、さらに詳細を聞く必要があります。

 

③脳血管疾患後後遺症

 

 一命を取り留めたとしても、脳にダメージが残ってしまったため、後遺症に悩まされる方も少なくありません。

 

 一般に聞かれる後遺症としては、片麻痺、上肢の屈曲拘縮、動作不全による歩行困難、筋緊張亢進、感覚鈍麻、等が多いようです。また、回復期に入ってから強い痺れが生じることもあります。左脳の損傷では言語障害が見られる場合もあります。出血や梗塞の部位によって症状の現れ方に特徴があり、対応も異なりますので、介入する際は事前の情報把握は必須です。

 

④訪問鍼灸・マッサージの関わり方

 

 症状は「歩行困難」に該当するので、マッサージの同意書は取得しやすいと思われます。鍼灸も「神経痛」等で依頼をすると良いのではないでしょうか。

 

 脳血管疾患後後遺症の方は、重度心身障害者などの、何らかの受給者証をお持ちの場合があります。受給者証をお持ちの場合は、医療費の本人負担額を公費で全額、或いは一部補助が降ります。これは、訪問鍼灸やマッサージも適用となります。患者様の負担軽減に繋がりますので、受給者証をお持ちでないか、確認すると良いでしょう

 

 マッサージ、鍼灸とも、筋緊張改善や関節拘縮緩和に大変効果があります。拘縮予防と改善には関節他動運動も必要な場合が多いため、変形徒手矯正術も積極的に取り入れたいところです。

 

 特に、介入はなるべく早期に行いたいところです。遅れてしまうと、その分だけ麻痺や拘縮が強くなる傾向にありますので、症状が強くなってしまう前に施術ができれば、回復速度の上昇が見込めます。

 

 施術で刺激を繰り返すと、鈍麻していた感覚が回復することもあります。特に、足部の感覚が回復すれば、足の所在が明瞭になり歩行バランスの安定に大きく寄与し、転倒予防に繋がりますので、念入りに施術を行いたいところです。介護保険で訪問リハビリが入っているケースも多いと思われますので、連携が大切になってくるでしょう。

 

⑤さいごに

 

脳血管疾患後後遺症は、短期間で解消されることは考えにくいため、長期的な計画を立てる必要があるでしょう。施術とリハビリが上手く組み合わされば、ADLの回復は大いに期待できますので、医療介護連携が特に大事になってくると思われます。ご利用者様のQOLを向上するために、私たちマッサージ師、鍼灸師にできることは数多くありますので、営業の際にもぜひアピールしていきましょう!

 

この文章が、少しでも皆様の助けになれば幸いです。ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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